【永い後日談のネクロニカ】公式シナリオ手駒 独断と偏見の手駒レビュー

永い後日談のネクロニカ
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『シナリオボスサヴァント』

ルールブックや、サプリの各シナリオに登場するサヴァント

正式名称は伏せ、「シナリオ1 P23」など、シナリオ名称と掲載ページ数で呼称する。
ネタバレを極力控えた、あくまでもデータのみでの解説を行う。

ネタバレが嫌とか、くだらないことにしがみついてはいけません。
私に全てをゆだねなさい。

 

『悪意3』

・箱「シナリオ1 P48」

(追加手駒 箱庭の物語 P48)

囮サヴァント。あるいは、守護対象。いずれにせよかなり特殊な手駒
カルマで「解体させない」と設定されるタイプの手駒である。
多くを語るとネタバレになるため、該当ページを確認し
こういったのもあるのだと、ネクロニカのヤバさを再確認しよう。

余談だが、腹部の下から脚らしい。
よかった、これで「おとこのこ」はどこが「おとこのこ」か問題は解決ですね。

 

『悪意4』

・「シナリオ2 P158」

(ルールブック P158)

特殊ギミック手駒。「つながれた体」「肉の拘束」をもち、
さらに手駒専用パーツ欄にも記載されていない
「死者の女王」という特殊なパーツを持つ。
逆算すると悪意2のパーツである。

「つながれた体」の通り、特殊なカルマを設定した場合に出す手駒である。
こんなパターンもあるんだなと、ネクロニカのヤバさを再認識しよう。

 

『悪意5』

・「キャンペーン3 P179」

(ルールブック P179)

低悪意射撃サヴァント。耐久はないが、全身が武器庫
地味に「ショットガン」のコストがバグってる。正しくは「コスト2」。

ふにゃふにゃな弱さであるが、それもそのはず「第二形態」持ち。
「第二形態」の前座サヴァントとして扱うなら、ありかもしれない。

また、「第二形態」「よぶんなうで」あたりにすれば、
パーツの多い「スナイパー」みたいな運用ができる。

 

『悪意10』

・「キャンペーン1 P166」

(ルールブック P166)

バルキリー亜種。行動値も14で、
攻撃手段も「レーザービーム」とほぼ変わらない。
しかし、パーツの箇所は大分違い、
産廃気味な「突進」が消え「不動」になっているため
バルキリーより扱いやすーい! が、「スコープ」が存在しない。

地味に胴のパーツ表記が「アーマースキン」とバグっているが、
エラッタ済みで、正しくは「スチールボーン」である。

腕に特殊な「はらわた」が存在するが、特殊ルールで
悪意にカウントされてない模様。
この手駒を他のシナリオで出す場合は、このままだと悪意10.5となり
切り上げで悪意11の手駒となってしまうので注意。
削るなりなんなりしよう。

 

『悪意12』

・最「奴らがいない街 P77」

(追加手駒 最果の戯曲 P77)

スカートとハイソックスという強力な近接サヴァント……で済ませたかったが、
最大行動値がバグってる。エラッタにより、正確には「12」である。

まさかの「ジョギリ」「死神」で振り回すため危険極まりない。
「断罪」「死の舞踏」でさらに命中を補強している上に、
「フローター」「円舞曲」で回避まで備えているという
なんともドールめいた構成の、かなりガチ目なサヴァント。

「狂気の舞踏」も備えているため、他のシナリオで登場させると
かなり手強い相手となるのでオススメ。ドール達の発狂数が多いほど強くなるぞ。

 

『悪意13』

・最「一途な彼ら P49」

(追加手駒 最果の戯曲 P49)
(エラッタ悪意12→13)

「ヒドラ」並にバグってるサヴァント。最果の戯曲の、最低の誤植。
・まず悪意は12.5なので、0.5損してる。
・次に各種コストは兎も角、「発勁」がなぜか「円舞曲」の効果になってるが
 ちゃんとこれは「発勁」である。バグです。
・最後に「あし」が2本ある。「ほね」ではなくなぜか「あし」。
 なので「あし」は1本切り落とそう。

ネメシス」のコンパチのような性能で、「庇う」はないが
「銃神」つきで攻撃的。シナリオだと制限のある「狙撃ライフル」だが、
「銃神」もあって、他のシナリオで出せば実に強力。
「対策装備」があるので「ゾンビボム」持ちを遠慮なく起爆させていこう。

 

『悪意14』

・「キャンペーン2 P173」

(ルールブック P173)

あー!いけません!太ももいけませんえっっっっっっっっっっ

射撃特化サヴァントです。つよいよ。

行動値こそ11と普通だが、「死の手」「よぶんなうで」による
超割り込み攻撃えっち ではなく強い。

攻撃手段もレクイエムそのもの「子守唄」 + 「銃神」からの
「狙撃ライフル」「ショットガン」なので実用性ガッチガチ。
地味に「屍肉の盾」持ちなので自衛もできる。
レギオンを同エリアに配置してあげよう。

とはいえここまで武器を腕に固めると、切断が恐ろしい上にそこまでいらない。
「二丁拳銃」は真っ先にさよならを教えてもいいし、
「熊撃ち銃」は悪くないが、「ショットガン」「狙撃ライフル」
名銃2丁が揃ってるためこれもいらない。

その分の悪意で「行動値パーツ」を付けよう。
そう、「けもみみ」「しっぽ」だ……

 

『悪意15』

・歪「シナリオ2 P90」

(追加手駒 歪曲の舞踏 P90)

メイド服ガーターえっっっっっっっっっっっっっっっっっ

近接特化サヴァントです。つよいよ。

なんと行動値14と近接系では最速。わりぃなバルキリー。
「大鋏」「失敗作」による出目+1で振り回す、切断の鬼。
「けもみみ」もついてる!!!!…………うん……
普段は微妙な「アサシンブレード」も、出目補強されるため侮れない。
「爆発」や「切断」を受けても「結晶化」が使えるため、致命になりづらいのだ。

単品でもそこそこ厄介な手駒だが、本来は「マウント」とセット。
悪意が重くなってしまうが、組み合わせた時は独特の高速戦闘ができるぞ。

「マウント」とセットにするならば、「大鋏」の代わりに
「単分子繊維」をもたせると、
射程と移動の暴力でかなり凶悪になる。
「アサシンブレード」はそんなに使わないので、「しっぽ」に変えようね。変えろ

 

『悪意16』

・歪「シナリオ1 P78」

(追加手駒 歪曲の舞踏 P78)
(悪意15→16)

なんとエラッタですらスルーされているが、悪意が15ではなく「16」
かなり強力な構成になったゾンビクイーンみたいなもの。
「単分子繊維」「死神」「失敗作」と、見ただけでわかるレベルの
非常にえげつない構成をしているので
「亡者の目覚め」「空間抉り」なんていう半端な事をしている暇はない
超強力な妨害の「知覚混乱」もあるが、それどころでもない。
「死者の王」を活かすために、レギオンをだしておこう。

「単分子繊維」による直接攻撃サヴァントにするならば、
レギオン関連のパーツを全部変えてしまうのも、アリよりのアリ。

 

・歪「シナリオ3 P101」

(追加手駒 歪曲の舞踏 P101)
(悪意15→16)

悪意15とか書いてあるが、こいつもなぜか計算すると悪意「16」。
しかもこちらは正確にいうと「15.5」になるので、0.5もったいないことに。

行動値13と早いが、実は攻撃系のアクションを持たない支援系
「狂気の造型」による狂気点増加と、
「強制再起動」によるザオリクがメインの邪悪なヒーラー系なのだ。
「せぼね」もないので行動値が余りがち。
「知覚混乱」は活かせるタイミングなら迷わず使おう。

悪意が0.5余っているので、「はらわた」と「せぼね」を交換できる。
弱点が簡単に補えるので、シナリオに使う場合オススメ。

単品では全然役に立たないサヴァントなので、
強力な手駒と、庇う手駒を複数セットで運用しよう。

 

『悪意18』

・箱「シナリオ3 P71」

(追加手駒 箱庭の物語 P71)

「狂気の造型」が最大アピールの、すっげぇキモいデザインなサヴァントだな!
何気に、公式サヴァントでは最大の悪意

めちゃくちゃ尖ったパーツ構成で「切断」が非常に怖そうに見えるが
そもそも「オートセパレート」持ちな上に、
「失敗作」で切断判定にもつよつよ。

さらに「異形存在」という、超優れたダメコンがあるため
大きなダメージを受けたとしても、なんとも無い。
大成功でなければ、腕や脚にダメージを逃して
隙を見て「肉の宴」で修復すれば、あっという間にダミー手足の出来上がり。

「処刑槍」を持つので、ぜひ「バンシー」と一緒に登場させよう。
他には、時間稼ぎの手駒も一緒に出すのもオススメ。
「狂気の造型」が輝くベストな組み合わせなのだ。

 

シナリオ手駒 総評

それぞれがシナリオに合わせた能力ではあるが、オリジナルシナリオに転用可能。
ネタバレの為、手駒の能力にしか触れなかったが、彼らが登場するシナリオ自体も
当然マスタリングや演出、構成などの参考になるものばかり。
ここには記載できないが、手駒の性能だけでなく
バトルパートでの配置や、戦術にも着目してほしい。

シナリオのボスとはいえ、彼らも我々「NC」が作るシナリオの一素材に過ぎない
色々組み合わせて応用し、オリジナルシナリオの制作にぜひ役立てて欲しい。

さぁ、悪意で創りあげようではないか。人形弄びにふさわしい、舞台と手駒を。

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