おはこんにちばんは。悶絶屍少女専属ネクロマンサーの平方野雪と申します。
この記事はTRPG「永い後日談のネクロニカ」のプレイヤーキャラクター、
「ドール」の構築考察記事となります。
ネクロニカって何?という方はこちらをご一読下さい。
ドールの戦闘スタイルを表す7つのクラスの内の1つ、
ロマネスクのスキルについて、平方NCの独断と偏見でレビューする記事です。
ガチ考察ではなく、読み物としての内容重視なレビューなので
良くも悪くも笑い飛ばして頂けると幸いです。
あなたの感性が、あなたのドールにとって一番大事なたからもの です。
この記事の内容は、あくまでも参考までにしてください。
ルルブ+サプリ知識がある前提なので、手元にご用意しながらお読み下さいね。
用語解説
・クラス
ドールには戦闘スタイルを表すメインとサブの2種類のクラスがあり、
メインだと2つ、サブだと1つクラススキルを選べる。同じスキルは習得できない。
・ポジション
ドールは仲間内での精神的立ち位置を表すポジションを1つ選ぶ。
ポジションスキルは1つだけ習得できる。
・スキル
ドールが持つ特殊能力。パーツと違い損傷しない為、使用不可にならない。
ポジションスキルは精神的な、クラススキルは身体的な機能、といったイメージ
・特化スキル
メインとサブのクラスを同じにした場合のみ、習得できるスキル。
強力だが癖が強いものが多い。
・パーツ
ドールを構成する部品。ダメージを受けたり、マニューバの効果などで壊れる。
誰しもが持つ基本パーツと、クラスによって習得できる強化パーツの二種類がある。
・マニューバ
スキルとパーツの総称。ネクロニカではあまり差がないのでこう呼ばれる時もある。
この記事では両方を指す場合にのみ解説で使用する。
・強化値
メインとサブクラスの合計値の分だけ、強化パーツを取得出来る。
武装、変異、改造の3種類があり、ドールに力と悪意を与えてくれる。
・追加スキル、追加パーツ
ネクロニカサプリメント「歪曲の舞踏」を導入すると追加されるスキルとパーツ。
ドールに力と選択肢、それとNCの歪んだ愛を与えてくるはずだ。
クラス『ロマネスク』
(ルールブック P77)
(追加スキル 歪曲の舞踏 P41)
強化値:改造2
サポートクラス。味方の補助から場の操作までと、実に多彩でトリッキー。
スキル内容が補助寄りで幅広い為、どんな役割もこなせる。
強化値の改造2が、さらに万能であり選択肢の多さに悩むかも知れない。
サブクラスとしても実に優秀なクラスだ。
ルルブのロマネスクちゃんはおへそが見えててえっちだね。
ほらその転倒するスキルをNCに使ってご覧……あっ、「第二形態」になっちゃう!
・特化スキル「戦乙女」
行動値が2も上昇する超スキル。死の先を行く者達。
しかもパーツと違い、損傷する可能性がない=効果は消えないので
特化スキルの名に恥じぬスキルである。無限解体さんは見習って
ネクロニカは基本行動値ゲーなので、高くて損は無いどころの話ではないが、
上げる手段で言えば強化パーツという選択肢もあるので、そこまで必須ではない。
しかし、「戦乙女」と「行動値パーツ」を両取りした時、
凡俗の死者どころか、姉妹すら置き去りにする速度になる。その身に刻め!
幸い改造パーツは選択肢が多いため、特化しても構成に困らないのが更に追い風。
読みがなの選択肢も豊富だったりする。
ヴァルキリーだったりヴァルキュリアだったりバルキリーだったりワルキューレ
・「円舞曲」
「ワルツ」。ネクロニカでは珍しい回避系スキル。
どんなに強力な一撃でも、当たらなければどうと言う事は無い。
誰にも効果がある上に、コストが安めなので採用しやすい。たかが一割されど一割。
しかしレクイエムの「集中」もそうだが、
判定値に絶対の修正なので、攻撃着弾位置をズラせない点には注意。
そして、攻撃対象にならないとスキルの意味がない……前衛にいてこそ効果がある。
バックダンサーでは目立たぬ上に、観客無き舞は無意味だ。
なので、サプリ追加の2レベル変異に「つめたいひかり」で光ってアピールしよう。
「つめたいひかり」は、姉妹への命中を下げる「円舞曲」とは逆の効果。
これで観客0人なんて言わせない!
・「死の舞踏」
他のシステムだと喉から手が出るほど欲しい、攻撃判定の振り直しスキル。
しかしネクロニカでは狂気点で簡単に振り直せちゃうので、微妙かな?
狂気点 で振り直した方が出目が良くなるよぉ……
それに単に振り直しなだけなので、
出目が悪くなったとしても、前の出目を選べたりはしない。
やっぱり 狂気点 で振り直した方がいいよぉ……
とはいえ、ロマネスクの中では攻撃的なスキルなので、
アタッカーのサブロマなら、取得価値はあるかもしれない。
・「調律」
他の姉妹にも使えるテクニカルな保険スキル。応急修理的な内容であり、
破損したメインウエポンを、無理やり使い続けるという事も可能だ。
一見ステーシーの「平気」の劣化に見えそうだが、結構違う。
コストがゼロなのも強みで、調律があれば「何も出来ない」を無くせる。
レクイエムの「最高の戦友」より最高に見えるのは、気のせいではない、
なんと、砲撃マニューバにも効果はあるのだ!
まぁ、そもそも全てのパーツに効果があるんだけど。
壊れた武器などを無理やり使うのは、またロマンがある。
45度の角度でチョップすれば直る。直るのだ。
とはいえ、修復するわけではないので、その点には注意。
・「愛撫」
転倒させるスキル。
コスト0でかなり便利ではあるのだが、射程が短い。
単品でも便利なスキルだが、他の転倒攻撃と組み合わせると
よりNCを曇らせることが出来る。
改造には「リモートアタック」や、「エレクトリッガー」という
転倒攻撃が多くあるので、そちらも検討してみよう。NC曇らせ特化も面白い。
しかし、ロマネスクの他は楽器っぽかったり
舞に関連するっぽいスキル名だったりするのに、なぜこれだけ唐突な……
あっ……鳴らすって事……?
舞わせるって事……?
あっ
・「時計仕掛け」
オレンジか、摩天楼かで年齢がバレる強スキル。今の若い子はどっちも知らない
バロックの「歪極」の改造バージョンで、
スキル枠を1つ潰し3レベル改造パーツを取得する。
変異と同じように、改造もまた多岐に渡る選択肢がある為、万能。
欠点は特に無いが、豊富な選択肢に翻弄されるのが欠点かもしれない
あなたを動かす血や肉は殆どない。という、かわいそう風味のフレーバーだけど
誰のかも分からん血肉だったら、ぶっちゃけ機械のがマシじゃないっすかね?
「腹時計~」とかいって、胸からくるっぽーと鳩を出してもいいぞ!
オレが姉妹ドールでそんなことされたら、かわいそうすぎて泣いちゃうかもしれない
・歪「数多の手管」
(追加スキル 歪曲の舞踏 P41)
名前と効果は全然シンプルじゃない、基本パーツを強化するスキル。
壊される以外にも普通に使えてた、あの「うで」や「あし」が一変、コスト0に!
ゴシックのコピペやめろ
とはいえ効果はやや微妙。便利に見えるが、元々改造で行動値増やしやすい、
または支援妨害しやすいので、そこまで強力かと言われると……
とはいえジャッジは重ねがけできるので、選択肢としてはアリ。
強化するマニューバの性質上、前衛の方が活用しやすい。
でもやっぱ正直合計コスト2→0にするならさー、
時計仕掛けで、3レベル改造の「アームバイス」取った方がいいんじゃないかなって
いやまぁ全然効果は違うんだけど、えぇいクダクダ言うんじゃない!
・歪「狂った歯車」
(追加スキル 歪曲の舞踏 P41)
敵のファンブル時の自爆のダメージ上昇という、かなりテクニカルなNC曇らせスキル。
範囲が狭く、特殊な条件なので任意で発動させるのはかなり難しい。
正直微妙なスキルだが、がんばれば
「円舞曲」との組み合わせや、妨害で鬱陶しい事ができる。
「狂った歯車」自体はオートで発動するので、ドールの負担にならないのが幸いか。
フフ……NCを曇らせようと、がんばってる所がかわいいよ……
NCの真の敵は己のダイスなのだ……そう……狂っているのはいつだってダイス……
ドールの為なら、NCはピエロになってみせ しまうのさ、ジョージィ……
ロマネスク 総評
ロマネスクは、補助寄りでコストが低いスキルが多いので、
多彩な動きと、手数を約束してくれる。場を引っ掻き回す事も可能。
一撃必殺や大火力と言った事はしにくいが、縁の下の力持ち的なサポートが得意。
強化値である改造2は、かなり多様で武器、防御、行動値など
似ているが、変異とはまた違った能力を与えてくれる。
義手や義足どころか全身メカの、機械の体と言うのもロールプレイしやすいが、
ロマネスクを専用機械の如く、精密に操れるのは中級者以上だろう。
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