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【永い後日談のネクロニカ】ルールブック・全サプリメント簡易レビュー

永い後日談のネクロニカ
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おはこんにちばんは。悶絶屍少女専属ネクロマンサーの平方野雪と申します。

この記事はTRPG「永い後日談のネクロニカ」のルールブックや、
サプリメントなど、公式で発売されている全関連書籍紹介記事となります。

ネクロニカって何?という方はこちらをご一読下さい。

【TRPG紹介】永い後日談のネクロニカってどんなルール?システムレビュー
結論から言うとネクロニカは、終末戦争の結果人類が死滅した世界で 目覚めてしまったアンデッド少女となり、人の心を保ち続けるホラーバトルTRPGです。 ・判定は10面ダイスで行い、3つのパートに分かれるシーン制 ・アンデッドの体に少女の心という、他じゃ類を見ないPC ・少女同士で合法的にイチャイチャできる、未練システム ・まるでロボットアクションのような、パーツ=体力のバトル

結論としては、
プレイヤー側は  「基本ルルブ」+「歪曲の舞踏
ゲームマスター側は「基本ルルブ」+「歪曲の舞踏」+「箱庭の物語

もっとディープに遊びたければ「最果の戯曲」を追加すれば十二分に遊べます。

もちろん、基本ルルブだけでも遊べます。とにかく世界観のクセがすごいTRPGなので、
まずは、基本ルルブのみで遊んでみるのをオススメします。

 

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1.『永い後日談のネクロニカ』

ネクロニカのルールブック。これが無ければ始まらない。
まずルールブックの約7割が帯で覆われているという、前代未聞のクソデカ帯で有名。

PCはゾンビ女の子限定、核戦争後のポスト・アポカリプス、ネクロマンサーなど
独自の世界観をこれでもかと詰め込んだ結果、
TRPGにしては、あまりにも独特かつ異様な雰囲気でファンを獲得した。

ルールブックには、なぜ世界がそうなったかという経緯や、
アンデッドなども詳細に書かれており、かつ挿絵とのバランスも絶妙で読みやすい。
巻末にはシステム処理チャートや、索引も容易されているので使いやすい。

さらにゲームシステムは、まるでロボットゲームのような独自のパーツ制であり、
直感的にわかりやすく、緊張感あふれる戦闘システムで
当ブログ以外にも、ドール構築記事が多いのも特徴。

世界観とは打って変わってわかりやすさや、読みやすさ重視など
丁寧な点も多いTRPGだ。

平方NCは、他にも多くのシステムのルールブックを読んできたが、
贔屓目無しに読みやすく、オススメである。

発売時はつぎはぎ本舗であったが、現在はインコグ・ラボに版権を移している。

・基本ルールブック。ネクロニカを遊ぶのに必須
・これだけでも十分遊べる
・表紙を見せてセーフな相手と遊ぼう
・苦手な人は、がんばって耐えて下さい

 

2.『箱庭の物語』 NCサプリ

ネクロニカ・サプリメント『箱庭の物語』 

ネクロニカのGM、NC向けサプリメント。ドール向けデータは一切無いので、
NCをやる予定が無ければ、必要ない。

だがNCをやるのであれば話は別。
シナリオや、追加手駒、追加手駒専用パーツ、手駒管理表などが記載されており、
さらにシナリオフックや、セッション中の表現のアイデア、
基本ルルブを含めた手駒の演出や、戦闘中の戦略なども詳細に載っているので、
繰り返しになるがNCをやるならば、是非オススメできるサプリ。

独特な世界観をどのようにマスタリングするかを、対話形式で紹介しているので、
GM初心者や、ちょっと興味のあるあなたにもオススメである。

それと公式エラッタや、FAQではボコボコにされていたゾンビクイーンが
ちゃんと活躍しているので、彼女の活躍が見たい人にもオススメだ。

登場キャラのSDがかわいい。

・NC向けサプリメント。NC以外は必須ではない
・マスタリングに必要な心構えやノウハウ
・追加シナリオ、追加手駒、手駒専用パーツ、マスタリング用ツールの数々

 

3.『歪曲の舞踏』 ESPサプリ

ネクロニカ・ESPサプリメント『歪曲の舞踏』

ファン待望の、公式データ追加サプリメント。
本書の最大の特徴である「ESP」が敵味方世界観全てに追加される。
中でも新クラスの「サイケデリック」は、本書の目玉の1つ。

基本ルルブの時点で匂わせていたESPについて、
世界観レベルで詳細に語られるため、より濃密なセッションが可能になるだろう。

ESP以外にも、全クラスやポジションなどにマニューバが追加されるため、
未練表も追加されるので、より深く、より広いロールプレイが可能になっている。

そして追加されるシナリオはなんとキャンペーン
詳細は伏せるが、相変わらず病気なので期待していいぞ!
合わせて個性たっぷりの手駒や手駒専用パーツも追加される。
NCはもちろん、ドールサイドにとってもオススメのサプリメントとなっている。

余談だが、当ブログのマニューバレビュー記事では、
「基本ルルブ+本書」が前提となっている。そのくらい本書の導入は
ネクロニカを遊ぶにはオススメなのだ。

・ESPサプリメント、多数のデータを追加する
・新クラス「サイケデリック」
・多くの追加パーツ、スキル
・敵や中立相手に使用できる追加未練
・ESP手駒、手駒専用パーツ、ESPキャンペーンシナリオ

 

4.『最果の戯曲』 シナリオサプリ

ネクロニカ・サプリメント『最果の戯曲』 

シナリオが簡易なのも含めて、10個以上載っているサプリ。
それ以外にも、ドールたちが既に目覚めていくつか活動しているのを示す
死後経歴表」や、シナリオに重大な影響を及ぼす目覚めの場所表、
NCの許可なしでは取得不可な、強烈な追加記憶のカケラ200個(!)など
どちらかと言えば、NC向けのサプリである。

死後経歴表は、それ自体は記憶のカケラでもなんでもないフレーバーだが、
初期から寵愛点を与えたドールの設定としてはうってつけ。
もちろんネクロニカなので、容赦のない100個の激ヤバな背景が君を待っている。

ちなみに追加された記憶のカケラがどれだけ強烈かというと、
それ1つで、シナリオが1つ出来てしまうほど強烈。
他にもあっ……(察し)となってしまうような、基本ルルブの記憶のカケラが
眩しい太陽のように感じてしまうほど、薄汚れている(辛辣)カケラが多い。

追加手駒は存在するが、ドール側含めた追加パーツなどはないため、
より深くネクロニカの世界に浸ろうと思わなければ、本書は必要ない。

しかし、これまでのどこかに惹かれるものがあったなら、もちろんオススメだ。
そして、アレンジのし甲斐がある簡易シナリオパックや、
アイデアになりそうなデータの数々は、NCのマスタリングにも役立つだろう。
引き出しは多くて困ることはないのだ。

なお、本書からインコグ・ラボが販売している。
これが最初で最後のインコグネクロニカサプリにならぬよう、
続きをお待ちしておりますよ。えぇ、それはもう……

・シナリオサプリメント
・寵愛点与え済みドールに便利な死後経歴表100個
・シナリオ作りに便利な目覚めの場所表10
・強烈な追加記憶のカケラ200個
・追加手駒、追加シナリオ
・シナリオのベースに便利な簡易シナリオパック
・リプレイ風小説

 

リ1.『お茶会をもう一度』

ネクロニカ・公式リプレイ『お茶会をもう一度』

ネクロニカ発売と同時に出た公式リプレイ。絵はかわいい。
ちょっ……と読みにくいのが難点。お茶会なのにお茶を濁すな

公式で出ているリプレイがこれしかないので、
ネクロニカプレイの参考にはなる。特にNC側。

 

リ2.『彼の鐘はもう二度と』

ネクロニカ・公式リプレイ2巻『彼の鐘はもう二度と』 

上記リプレイの続編で完結編。絵はかわいい(連撃1)。ネタバレはしないが
ちょっ……と読みにくい点は変わらず。二度あることは三度……今のところ無い。

とはいえ、やはりNCのマスタリングの勉強にはなります。
人を選ぶとは言え、そもそもネクロニカが人を選ぶので君たちは毒を食っている。
つまり皿まで食うべきである(断言)

オレも読んだんだからさ(同調圧力)

 

エラッタ&FAQ.公式サポート

書籍ではないが、公式によるサポートのリンクはこちら。
当ブログでレビューを書く際、
大変に大変お世話に大変なっております。

更新まーだ時間かかりそうですかねー?

 

5.最後に

ネクロニカは、世界観こそブッ飛んではいるが、
シンプルな戦闘システムや、サプリメントによる多くのマスタリング補助など、
GMをやるには最適なシステムとなっている。

世界観にしても、各種書籍で詳細に描かれているため、
あなたの創作のアイデアや、引き出しになることは間違いないだろう。

表紙が大丈夫なら、是非とも手に取って頂きたい作品である。

 

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