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【永い後日談のネクロニカ】オートマトン 独断と偏見のスキルレビュー

永い後日談のネクロニカ
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おはこんにちばんは。悶絶屍少女専属ネクロマンサーの平方野雪と申します。

この記事はTRPG「永い後日談のネクロニカ」のプレイヤーキャラクター、
「ドール」の構築考察記事となります。

ネクロニカって何?という方はこちらをご一読下さい。

【TRPG紹介】永い後日談のネクロニカってどんなルール?システムレビュー
結論から言うとネクロニカは、終末戦争の結果人類が死滅した世界で 目覚めてしまったアンデッド少女となり、人の心を保ち続けるホラーバトルTRPGです。 ・判定は10面ダイスで行い、3つのパートに分かれるシーン制 ・アンデッドの体に少女の心という、他じゃ類を見ないPC ・少女同士で合法的にイチャイチャできる、未練システム ・まるでロボットアクションのような、パーツ=体力のバトル

ドールの精神的立ち位置を表す6つのポジションの内の1つ、
オートマトンのスキルについて、平方NCの独断と偏見でレビューする記事です。

ガチ考察ではなく、読み物としての内容重視なレビューなので
良くも悪くも笑い飛ばして頂けると幸いです。

あなたの感性が、あなたのドールにとって一番大事なたからもの です。
この記事の内容は、あくまでも参考までにしてください。

ルルブ+サプリ知識がある前提なので、手元にご用意しながらお読み下さいね。

 

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用語解説

クラス
 ドールには戦闘スタイルを表すメインとサブの2種類のクラスがあり、
 メインだと2つ、サブだと1つクラススキルを選べる。同じスキルは習得できない。

ポジション
 ドールは仲間内での精神的立ち位置を表すポジションを1つ選ぶ。
 ポジションスキルは1つだけ習得できる。

スキル
 ドールが持つ特殊能力。パーツと違い損傷しない為、使用不可にならない。
 ポジションスキルは精神的な、クラススキルは身体的な機能、といったイメージ

特化スキル
 メインとサブのクラスを同じにした場合のみ、習得できるスキル。
 強力だが癖が強いものが多い。

パーツ
 ドールを構成する部品。ダメージを受けたり、マニューバの効果などで壊れる。
 誰しもが持つ基本パーツと、クラスによって習得できる強化パーツの二種類がある。

マニューバ
 スキルとパーツの総称。ネクロニカではあまり差がないのでこう呼ばれる時もある。
 この記事では両方を指す場合にのみ解説で使用する。
 
強化値
 メインとサブクラスの合計値の分だけ、強化パーツを取得出来る。
 武装、変異、改造の3種類があり、ドールに力と悪意を与えてくれる。

追加スキル、追加パーツ
 ネクロニカサプリメント「歪曲の舞踏」を導入すると追加されるスキルとパーツ。
 ドールに力と選択肢、それとNCの歪んだ愛を与えてくるはずだ。

 

ポジション『オートマトン』

(ルールブック P68)
(追加スキル 歪曲の舞踏 P38)

戦闘人形ポジション。心を殺し人形であるよう努めるスキルが多い。
精神への負担が大きい戦闘や、狂気判定に自我を捨てて対抗しようとする。
己を捨てることで、より多くのものを守るために。

巻頭マンガのオートマトンちゃんはパンツ履いてるのにP68ちゃんはマエヴァリンだよ。
もっと自分を大事にしなさい

 

・「援護」

他の姉妹のアクションのコストを0にする、文字通りの援護スキル
エラッタによりラピッドから、オートになってしまった為、
ゴシック「背徳の悦び」で連打が出来ない。

とはいえ効果はかなり強力。アクションの種類にもよるが
公式だと最大で4コストまでを、自身の1コスにしてしまう。
ということは、援護された姉妹は実質二回行動できるようなもの。

アタッカーを姉妹に任せ、自身は支援重視すると面白い。
もちろん自身もアタッカーしてもよい。
援護でイチャコラしよう!

他の、姉妹へのコスト軽減スキルとしては、
アリスの「お姫様」、コートの「先読み」などがある。そちらも参考までに。

 

・「無茶」

オートマトンの凶悪な戦闘スキル。自身の基本パーツをコストとし、
行動、攻撃判定などを振りなおす。

ネクロニカの命中率はひどいもので、10面ダイスの1~5は失敗。
つまり半分なのだ。そりゃ外れるわ。
そこでこのスキル。狂気点よりかは比較的安めのコストでガンガン無茶できる

しかし他のTRPGで言うと、MPの代わりにHPを消費してるという、
デメリットも凶悪なものである。

いくらオートマトンとはいえ、あまりにも無茶のしすぎは禁物。
動けなくなってしまっては、守れるものも守れない。

とは言うものの……もっと無茶したいのであれば、
他の基本パーツをコストとするマニューバとして、
ステーシー追加スキルの「死人の流儀」や、
1レベル改造に「ジェットノズル」がある。
「もっと自分を大事にしてよ!」と姉妹に叱られたいあなたへ。

 

・「氷の心」

冷凍ダメージを軽減し、凍結判定に+……えっ?違うの?

あっ、狂気判定に+1してもいいだけ?精神攻撃には効果がないの?微妙じゃない?

いや確かに、パッシブスキルで自動発動だし、
狂気判定ってセッションに、ほぼ間違いなくあるけど
目に見えて強力な効果って程でも無くね?「敵は敵」の効果もちょうだい?

似たスキルでは、ソロリティの「克己心」がジャスティス!
あっちは対話判定も上昇してくれるぜ!ワァオ!

ちなみにこれで、狂気判定に大成功したらどうなるかって?
COOOOOOOOOOOOOOL

卓のNCに聞いてね(素)

 

・「私は人形」

1ターン目のみ、あらゆる発狂効果を無視できるスーパーアーマー。
自身だけではなく、姉妹からのメンヘラ効果も既読スルーできるつよつよスキル。

ホリックが「加速する狂気」や、「狂気の果て」で果てても
無事なお人形さんになれるぞ!とはいえ後者は狂気点が溜まる。

発狂効果を無視できるだけであって、姉妹全員が精神崩壊してしまったら
それはもう1ターン目だろうとアウトである。もう助からないゾ♥

似たスキルでは、ステーシーの「平気」がパーツ版だが、タイミングが大分違う。
「平気」は戦闘前に壊れてたらアウト。「わた人」は壊れててもセーフ。
同ターン内での破損なら無視できるのが「平気」、
2ターン目からとにかくダメなのが「わた人」。

どっちもターンをまたいだら壊れちゃ~↑ う↓
スーパーアーマーは所詮、スーパーアーマーじゃけぇ

 

・「煉獄の檻」

効果自体はともかく、発動条件が厳しすぎる残念スキル。
さらにエラッタによって、
「次ターン開始時の行動値回復において最大行動値まで回復してよい。」
との文章が付け足され、ターン終了時に唐突に回復して、
次のターンの行動値を2倍にする解釈マンチもできなくなってしまった。

自身のコストがゼロになった瞬間、あらゆるオート以外のマニューバは使えないため
コスト最大の「対戦車ライフル」「ランチャー」を使って1 – 4 、
つまり自分で狙える最大効果は「-3」である。(基本ルルブP104<行動>参照)
狙えばそれなりの効果。

しかしそれが「煉獄」、戦闘エリア中央時限定と言う点が非常に残念。
せめて、どこでも無視できればまだ利用価値はあったかもしれない。

一応行動値が「-3」になった後、姉妹の転倒攻撃が大失敗で当たってしまった場合、
「-3」以降に行く事もできるが、とても現実的ではないし、オートマトンもキレる。

「うわぁ私の神器、空飛ぶギロチンが!大失敗しちゃった!(武器選択自体が失敗)
 あ、オートマトンちゃんがちょうど煉獄にいる!しかもコストゼロだ!
 切断転倒とか超最悪だから、自分にも当てたく無い……(発想自体が最悪)
 でも!オートマトンちゃんは行動値復活するからね!ごめんね!

 あ!切断しちゃった!ごめんね!でもくっつけたら直るから!
 (切れたの)先っちょだけだから!ごめんね!」

流石のオートマトンも助走をつけて殴っていい。
なんだァ?てめェ……

 

・歪「血の涙」

(追加スキル 歪曲の舞踏 P38)

血も涙もないNCに対抗する、精神攻撃版の「無茶」スキル
どこぞの吸血鬼狩りの名曲ではない。
実は「精神攻撃」そのものに対抗できるのはオートマトンのみで、
そのスキルの内の1つ。

サプリ導入下だと、手駒のESPに便利な精神攻撃手段があるので
スナック感覚で精神攻撃が出来るため、それに対抗できる……のだが、
パーツで肩代わりできるのは精神攻撃限定。狂気判定はダメ。うーんこの

しかも、精神攻撃が飛んでくると言う事は戦闘中であるので、
HPを減らすのは「無茶」と同じく怖いところ。コストも実際軽いものではない。

狂気判定でも使えたら選択肢になったかもしれないが、
その効果はコートの「抑制」になってしまった。

泣くぞ、すぐ泣くぞぉ?絶っ対泣くぞほぉ~ら泣くぞぉ!

 

・歪「敵は敵」

(追加スキル 歪曲の舞踏 P38)

精神攻撃からの安全を、1割上昇させるスキル。しかし狂気判定には効果がない。
さっきからこんなんばっかりやないかい!だいっきらいだ!!

サプリ環境下はESP攻撃云々と言ったが、精神攻撃をしてこない敵編成も
十分にある。なので確実に役に立つとは言えない。

よってまだ「氷の心」の方がCOOL。精神攻撃対策はあまりにもピンポイントすぎる。
というよりこれを習得するくらいなら、そもそも精神攻撃自体をあらゆる手段で
妨害、もしくは排除してしまえばいいのだ。さっさと大元をバラしてしまおう。

ハイ。オートマトン無茶シマス……援護シマス……

 

オートマトン 総評

オートマトンは、「自我」を殺すスキルが多い。
そうすることで、戦闘で無茶をしたり向けられた悪意に対抗するのだ。
現実と向き合えず、人形を演じることで自我を守るポジション。

だが、時に心がこぼれてしまうこともある。本当な人形などではない。
治してくれる姉妹と居場所を守るために、だからこそ自分を壊していこう。

 

さぁ、君もオートマトンで己を殺し、痛みに耐える戦闘人形となりたまえ!

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