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【TRPG紹介】永い後日談のネクロニカってどんなルール?システムレビュー

TRPG紹介
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ネクロニカってどんなルールなんですか?
どんな世界観なんですか?1ターン10秒程度で教えて下さい!

 

永い後日談のネクロニカ(以下ネクロニカ)は僕が初めてやりこんだTRPGの1つです。
いつもバロック変異ドール作っている、ネクロマンサーの平方野雪です。

この記事では、世界観があまりにも濃すぎるが故に一部の層にクリティカルする
永い後日談のネクロニカ」を
細かい専門用語などハブいて短く5分で説明します!
ちなみにこのゲームでGMはネクロマンサーと呼ばれます。光栄ですね。

読み終わる頃にはネクロニカがなんとなくわかり、
あなたもアンデッド少女と姉妹になれるはずです。

結論から言うとネクロニカは、終末戦争の結果人類が死滅した世界
目覚めてしまったアンデッド少女となり、人の心を保ち続けるホラーバトルTRPGです。

この世界は、グロテスクな描写たくさん出てくるゲームです。
また、PCドールと呼ばれる「少女のアンデッド」限定になります。
もちろん他のPCも少女です。そしてアンデッドとはいえ精神面は生前の少女です。

つまり、女の子がとてもかわいそうな目にあうゲームです。
ここじゃとても書けないような、ひどい描写も多々あります。
歪んでいますねぇ。狂ってますねぇ。

でも、これらは全てTRPGならではです。
心の奥底に眠る、美しい妄想を語ろうではありませんか。

 

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1.判定で使うのは10面ダイス!成功率は50%のシーン制システム

ネクロニカでは全て10面ダイス1つで判定を行います。1D10ですね。
そして成功率は50%です。5以下は基本的に失敗となります。

ネクロニカはシーン進行のシステムになります。
アドベンチャーパートバトルパートエンドパートの3つです。

セッションで1回必ず戦闘があります。
敵も同条件とはいえ、成功率50%は恐ろしいですよね。

ですが他のシステムと比較すると、振り直しや出目修正の手段が豊富です。
具体的には狂気点と呼ばれる数値を追加すると、判定を振り直すことができます。
便利ですね。気に食わない出目はどんどん振り直してしまいましょう!

あぁ、大丈夫!狂気点が溜まった所で発狂か、最悪精神崩壊しかしませんから!
もし精神崩壊してしまっても、直ちに影響はありません。
それどころか、体力がゼロになったとしても大丈夫です。

あなたはアンデッドです。ちょっとやそっと発狂しようが
体がバラバラになろうが死にません。元々死んでいるのですから。

流石に全員が文字通りバラバラになるか、
精神崩壊してしまったらゲームオーバーですが……

大丈夫です。あなたはそこらのアンデッドとは違う特別な、
ネクロマンサーが手塩にかけて作った、唯一無二の「ドール」なのです。

 

2.あなたが作る唯一無二の少女。それがドール

ネクロマンサーは様々なアンデッドを作り出しますが、
その中で唯一自我を持つ存在が、PCことドールです。

ドールは他のゲームで言う種族にあたる「ポジション
職業にあたる「クラス」をに分けられ、
そこから得られる強化値スキルや強化パーツで自身を強化します。

銃や斧などの武器を使えたり、
異形の化け物の体になったり、
機械化されたりなど様々です。

幸か不幸か、ドールの体には優れた戦闘能力が与えられています。
痛みも感じることはなく、睡眠も必要ありません。
もし体の一部が欠けたとしても、くっつければ元に戻ります。便利ですねぇ。
並み居るアンデッドの集団など、相手にもならないでしょう。

また、生前の殆どの記憶を失っていますが……まぁ大した問題ではないでしょう。
そんな鮮やかな記憶を抱えたまま、生きていても辛いだけでしょうし。

おっと失礼、あなたはアンデッド。
もう、死んでいるのでしたね。

 

3.アンデットの体に、生きた心。狂気に抗え

ドールは一人じゃありません。他のPCと共にこの世界で目覚めてしまいます。
ドール達はゲーム的に「姉妹」と呼ばれます。

姉妹たちは互いに未練」という、人の心を保ち続ける為に必要な感情をもちます。
感情の種類は全部で10種類あり、
信頼や友情などがあれば、中に重たい依存や嫌悪などもあります。

そして未練はそれぞれ目覚めた時点では3点の狂気点を持ち、4点になると発狂します。
狂気点は、判定の出目の振り直しや、セッション中の様々な出来事で増えます。
おぞましいものを見たり、襲いかかってくるゾンビの正体が知った顔だったり、
理由は様々です。

発狂してしまうと、感情の種類によって様々なデメリットが発生します。
戦闘開始時に未練の対象のパーツを壊したり
または自傷したりなど様々なロクでもない事が発生します。

なので、そうならないように姉妹同士で会話して
対話判定を成功させ、狂気点を下げましょう。

姉妹のイチャコラがほぼ唯一の狂気点の回復手段です。
イチャイチャしてください。

えぇ、簡単に壊れてしまっては面白くないので……ね。

 

4.体力=体のパーツ!?アンデッドを生かしたバトルアクション

さてここまで重い設定でしたが、ネクロニカの戦闘はシンプルかつ爽快です。

ドールを含む全ての存在は、体をパーツと称され、
1点のダメージを負う毎に1つのパーツ破損します。

破損したパーツは修理するまで使えません。
つまり、体力=パーツであり、「出来ること」です。
ダメージを受ければどんどん何も出来なくなります。

戦闘は行動値と呼ばれる値が高い順から行動し、
行動値自体がコストとなります。簡単に言うと、
行動値が高ければ早く行動出来るし、沢山行動ができます。

そして、全員の行動値が0以下になったら次のターンに移り、
ドール達は任意の未練に狂気点を1点追加します。

そう、ネクロニカの戦闘は先手必勝です。
どんどん狂気も溜まっていきますので、早めに終わらせましょう!

戦闘が終われば、体の修復タイムとエンドパートです。
お疲れさまでした。

 

5.最後に

繰り返しになりますが、ネクロニカは、終末戦争の結果人類が死滅した世界
目覚めてしまったアンデッド少女となり、人の心を保ち続けるホラーバトルTRPGです。

判定は10面ダイスで行い、3つのパートに分かれるシーン制
アンデッドの体に少女の心という、他じゃ類を見ないPC
少女同士で合法的にイチャイチャできる、未練システム
・まるでロボットアクションのような、パーツ=体力のバトル

とても特徴的な世界観、襲い来る狂気と悪意に震える少女のロールプレイ
女の子同士の合法イチャイチャがしたいあなたへオススメです!

【永い後日談のネクロニカ】ルールブック・全サプリメント簡易レビュー
この記事はTRPG「永い後日談のネクロニカ」のルールブックや、 サプリメントなど、公式で発売されている全関連書籍の紹介記事となります。 結論としては、プレイヤー側は「基本ルルブ」+「歪曲の舞踏」 ゲームマスター側は「基本ルルブ」+「歪曲の舞踏」+「箱庭の物語」 もっとディープに遊びたければ「最果の戯曲」を追加すれば十二分に遊べます。 もちろん、基本ルルブだけでも遊べます。とにかく世界観のクセがすごいTRPGなので、 まずは、基本ルルブのみで遊んでみるのをオススメします。
【永い後日談のネクロニカ】一からはじめるキャラシ作成 ドールの作り方
この記事はTRPG「永い後日談のネクロニカ」のキャラクターシート、 プレイヤーキャラクターである、「ドール」の作り方を解説する記事となります。 この記事では、ルルブP49から記述されている方法でドールを作成します。 記事とルルブを読みながら作成すれば、一からキャラシを作れます。 キャラシはルールブック巻末のP202か、本カバーの裏側、 あるいは公式サイトにPDFファイルがありますので、 それらと、ルールブックを手元にご用意しながらお読み下さいね。

 

終わることのない、後日談のはじまり、はじまり。

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