【オンラインOK】未経験でも分かるTRPGの遊び方【流れを解説】

TRPG初心者
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実際TRPGを遊ぶのにはどうしたらいいの?

流れがわかりません……何を準備したらいいの?

未経験や初心者でも大丈夫かな……

大丈夫!誰もが最初は初心者で未経験です!
10年前の僕もそうでした、平方野雪と申します。

この記事でTRPGの全体の流れや、準備するものを説明するので大丈夫!
最近主流の、オンラインセッションのやり方もざっくり解説しますので
コツコツ準備しましょう!

そもそもTRPGって何?という方は↓こちら↓の記事をご覧下さい。

【5分で分かる】TRPGとはなんぞや?わかりやすく解説します!
TRPGで一体なに?SNSでトレンドになってたりもするけど、具体的になにをするものなの?興味あるけどSAN値とかファンブルとか専門用語も多いし敷居が高そう……それに「TRPG界隈」とかが炎上してたりするのをたまに見かけるし、怖いゲームなんで...

ちなみにTRPGを遊ぶことをセッション、または卓と言います。
通話ツールや画面共有ツールなどを使って、
ネット上のオンラインで遊ぶTRPGをオンラインセッション
オンセと略されることがあります。

反対に実際に集まるのはオフライン。なのでこちらはオフセと略されたりします。
オンセもオフセも結構飛び交う用語なので覚えておいてください。

ちなみにネタバレですが、目次が大まかな流れとなります!

 

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1.まずは遊ぶTRPGを決めよう!

※もしあなたが幸運にも友人からTRPGを誘われているなら
 ここは省略してOKです。多分相手からオートで布教されます。

はじめるにあたってまずはどんなTRPGをやりたいか決めましょう!
ネット上ではクトゥルフ神話TRPGが有名ですが、その他にも様々なTRPGがあります。
有名な作品とジャンルは以下の通りです。

「クトゥルフ神話 TRPG」

現代ホラー探索…一般人が怪異に立ち向かう

【TRPG紹介】新クトゥルフ神話ってどんなルール?システムレビュー
結論から言うと新クトゥルフ神話TRPGは、人智の及ばぬ得体の知れない邪神絡みの 事件に巻き込まれる一般人ロールプレイが出来る、現代モノでホラーなTRPGです。 ・ダイナミックな1D100の判定と、より強力な上位成功のロマン ・好みに偏らない能力値で、毎回違うキャラクターで楽しめる ・無敵じゃない一般人のPCだからこそできる、ホラー演出 ・自由な発想とロールプレイができ、そして実行できるシステム ・体力と同等に、重要な正気度の存在

 

「ソード・ワールド2.5」

純ファンタジー冒険…ファンタジー世界を冒険

【TRPG紹介】ソード・ワールド 2.5ってどんなルール?システムレビュー
結論から言うとソード・ワールド2.5は、剣と魔法の王道ファンタジー世界で 王道な冒険モノが出来るTRPGです。 ・判定は2D6で、ルルブも入手が簡単 ・種族の個性が強烈 ・技能と戦闘特技で自分だけの組み合わせ ・シーンで区切られないシームレスな世界 ・PCをNPCに出来る「フェロー」 ・前版の2.0のデータも流用可能

 

「シノビガミ」

現代異能ニンジャ…超人となって己が使命を果たす

【TRPG紹介】シノビガミってどんなルール?システムレビュー
結論から言うとシノビガミは、光速で動ける超人ニンジャPCとなり 己の使命を果たすために、現代世界で暗躍するアクションTRPGです。 ・サイコロ・フィクションによる洗練されたゲーム進行 ・光速で動けるニンジャの超人アクションロールプレイ ・オリジナルの名前がつけられる奥義 ・ドラマチックな使命と内緒の秘密 ・PvPも可能な戦闘システム

 

「トーキョー NOVA」

サイバーパンク…近未来の世界でB級映画

【TRPG紹介】トーキョーNOVA Xってどんなルール?システムレビュー
結論から言うと、トーキョーNOVAは近未来の東京っぽいサイバーな都市で 映画の主役のようなPCや、ロールプレイが出来るTRPGです。 ・判定はダイスではなく、トランプで行う ・キャラメイクは3つのスタイルを選ぶ ・3回まで使える必殺技の神業 ・プレイヤーが理解しやすいシーン制

 

ちなみにルールブックは、一人一冊用意していた方が
時間のロスやトラブルが減るので、超オススメです。

 

2.次に遊ぶ仲間を探そう!

※もしあなたが超幸運にも友人から誘われているなら、ここも省略してOKです。

TRPGは遊ぶ仲間が必須です!以下の方法で探しましょう!
ぶっちゃけTRPGの難易度は、8割がここを占めています……

 

・友人を誘う

気心知れた相手だと、色々と精神面の負担が減るのでオススメ。
しかしあなたが布教する側になるので、説明などが大変かも

 

・SNSで探す

TRPG卓難民は多いので、Twitterなどで検索するとかなりヒットします。
卓を募集しているところも多いので、そこに飛び込んでみるのもありです。

 

・TRPGコンベンションに参加する

TRPG制作会社やサークル、カフェなどがゲームイベントを開催していることも。
最も手軽ですがオフラインの場合、会費や交通費が発生するので注意しましょう。

 

3.遊ぶ日付や場所、オンセなら使うツールも決めよう!

※もしあなたが卓やコンベンションに参加する側なら、
記載されている日時や使用するツールなどに従いましょう。

自分たちで卓(セッションをやる場をと言います)を立てる場合、
時間は最低でも三時間は確保するのがオススメです。
しかし初心者が多ければ多いほど時間はかかってしまうものなので、
時間はあればあるほどいいです。

オンラインで募集した場合、社会人プレイヤーが参加することも多いので
祝日のみ、夜のみなどの指定も多いです。
しっかりと相談した上で無理のない時間設定をしましょう。
どうしても合わないなら諦めるのも手です。

必要なものは、オフセなら
ルールブックは最低一冊、紙や筆記用具
それとTRPGによって適正な面数のダイスなどを用意します。

6面ダイス以外使うゲームもあります。
ルールブックに記載されていますので用意しましょう。
ただスマホで無料のダイスアプリがあるので、それを利用するのもアリです。

オンセの場合、上記に加え通話ツールや、
TRPGオンラインセッションツール(以下TRPGツール)が必要です。

画面共有、チャット機能、コマの配置、ダイス判定やBGMを流すなど……
TRPGをオンラインで遊ぶ機能をそなえつつ、なんと無料で利用できます。

イメージとしては、専用の部屋をネット上に作成し、
そこで遊ぶメンバーが集まって遊ぶ形になります。
もちろん、部屋にはパスワードが設定できるので
見知らぬ人が入ってくる心配もありません。

主流のTRPGツールは「ユドナリウム」や「ココフォリア」です。

ユドナリウムは高低差のある3Dマップが作れ、
ココフォリアはスマホでもサクッと操作できますが、マス目状のマップ作成が苦手です。
それぞれのツールに特徴はありますが、詳細は別記事でご紹介します!
これらを使ってオンセします!

 

4.オンセで行われる3種類のチャット方法

もう一つ、オンセの会話のやり取りの方法が3種類あるので
それぞれ特徴を紹介します。好きなのを選びましょう!
ちなみに僕のオススメはボイチャです。

 

ボイスチャット(ボイスセッション)

通話ツールを用いて声で直接やり取りします。ボイチャとも呼ばれます
オフセに匹敵かそれ以上のライブ感と爆速のセッション進行速度がウリです

 メリット
・会話で意思疎通するので、セッション進行速度が圧倒的に早い
・声色やセリフの読み方を変えたりなど、ロールも楽しめる
・GMの準備が少なく負担が軽い

 デメリット
・風邪などで声が出せないと状況だとできない(そもそも休みましょう)
・生活音などが入ったりするかも(近所のBBQ、救急車、家族の声…)
・自分の声を出すのが恥ずかしいと感じるかも(案外他人の声は気になりません)
・通話ツールが必要(無料のDiscordなどを使用します)
・声が聞き取りづらくなるのでBGMが挿入しにくい

 

テキストチャット(テキストセッション)

主にTRPGツールのメッセージ欄を用いてやり取りします。テキチャとも呼ばれます
過去ログの振り返り、ロールや世界への没入感がウリです

 メリット
・ログが残るのでセッションの振り返りがしやすい
・一旦手元で考えてから出力するのでロールプレイがしやすい
・声からの個人情報が漏れない
・BGMや効果音など使いやすい

 デメリット
・全てがテキストでのやり取りなので、セッション進行速度がとてもとても遅い
・参加者のタイピング能力によってかなり左右される(ボイチャには敵いません)
・漢字などの単語を知らないと内容が理解出来ないかも
・GMの準備にテキストが追加されるため大変

 

半テキストセッション(半テキセ)

PLやGMとのやり取りはボイチャ、キャラの会話はテキストの複合スタイルです。
ゲーム世界と実プレイヤーとの切り分けができる点がウリです

 メリット
・キャラの会話がログで残るのでリプレイなどが作りやすい
・テキセよりはセッション進行速度が早い
・「キャラはこう言いますが実は~」など、文字だけよりニュアンスも伝えやすい

 デメリット
・ボイチャと同じデメリット、そしてボイチャよりセッションは遅い
・GMの準備にテキストが追加されるため大変

 

5.キャラクターシートを用意しよう!

プレイヤーが操作するキャラクターの能力が記載された紙を
キャラクターシート(以下キャラシ)といいます。
オフセであれば実際の紙、またはエクセルなどを用いて作成されたデータを
タブレットやスマホで操作します。

大体のルルブの背表紙を外すとキャラシが印刷されています。
また、制作会社のホームページにキャラシのデータがあるので、
それをコピーして使います。
何度も書き込みますので、筆記用具は鉛筆やシャーペンなど消せるものがオススメです。
オンセであれば、TRPGツールにデータを入力します。

キャラシートの準備は、予め作成したキャラシートを持ち込むパターンと
セッション当日にメンバーで集まってからキャラ作成という、2パターンがあります。
セッション参加時はどちらなのか必ず確認しておきましょう。

ちなみにキャラを作成する時間がない、もしくは作り方がよくわらない!
そういった場合でも大丈夫、TRPGには「サンプルキャラ」というものがあり
予め能力だとか職業が決まったキャラクターがいるので、それを使ってもOKです!

未経験でも自分のキャラは自分で作りたいよ!という方は、
GMや他の参加者に質問できるので、
当日にキャラ作成をする方針のセッションに参加するのがオススメです!

以上でPLの大まかな準備が完了します。
GMはNPCやシナリオ、敵データなど膨大な準備があります……大変です……
でも最初は安心!ルールブックにはサンプルシナリオとデータがあるので、
それを使用すればOKです!

それと大事なことですが、セッション当日まで体調管理は万全にしましょう。

 

6.セッション当日編!集合!時間を守ろう!

それでは、ここからは実際に遊ぶ当日の流れです。
オフセであれば会場に移動!オンセでもネット環境にIN!

急な体調不良や急用が入った場合、
ならべく早めに他のPLやGMに連絡しましょう。

 

7.キャラシの提出!GMがチェック!セッション開始!

次にキャラシを提出します。予め提出しておくパターン、
あるいは当日全員でキャラを作るパターンがあります。

GMがチェックし、データや設定に問題が無いと確認がとれたら!
晴れてセッション開始です!

GMの進行に従い、皆でワイワイ仲良く遊ぼうね!

 

8.セッション中の注意事項

とはいえGMも人間ですし、ルールブックも複雑です。
間違ったルール処理をしてしまう時もあるかもしれません。

そんな時はやんわりと伝えましょう。
例え自身が未経験者であってもです。

そして間違いが事実だった場合は、必ず「それ以降」
ルール処理を正しいものに変えましょう。
巻き戻って処理してしまうと不具合が起こったり、
そもそも時間がかかってしまうからです。

それ以外にもルールブックにない処理など、困ったらGMが判断します。
GMの権限はルールブックに勝るので、その際はGMに従いましょう。

 

9.セッションが終わったら後処理!

ゲーム内部の結果はともかく、参加者全員が楽しかったならセッションは成功です!

TRPGによっては経験値の配布があったり、成長要素があったりしますので
それらも忘れずに行いましょう!

会場であれば後片付けなどを終えて、全て終了となります。
お疲れさまでした。

 

10.最後にセッションの流れの簡単なまとめです

目次の繰り返しになりますが、セッションの流れは以下の通りです。
流れ自体はそこまで複雑ではないので、あとは遊ぶのみ!

1. まず遊ぶTRPGを決めて
2. 遊ぶ仲間を集めて
3. 日付やツールなどの方法を決めて
4. オンセならどのチャット方法にするか決めて
5. キャラクターシートを用意して
6. 当日は時間を守って集合
7. キャラシをGMがチェックしてセッション開始
8. セッション中にミスや疑問があったらやんわり質問
9. 経験値配布などの後処理が終わったら終了

あなたも是非、TRPGで遊んでみませんか?

とはいえ……ここでは初心者向けのTPRGや、選び方などは書いていません。
後日別記事で書きますので、当ブログ「平方ワールド」の
ブックマーク&チェックよろしくお願いします!

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