【悪用厳禁】TRPGでウケるキャラ作成のコツ【王道キャラをパクれ】

TRPG初心者
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TRPGでめちゃくちゃウケるキャラ作りたいんですけど、
どうしたらいいかわかりません。
なんでみんなそんなにすぐ作れたり、
イキイキとしたキャラクターをロールプレイできるんですか……?
コツとかあるんですか?
あるいはチートか……?

 

TRPG10年間で、80人以上PCを作っては……
失敗したり、成功したり、失敗したり、失敗してきました。平方野雪です。

そして、他プレイヤーのPCを見ては「なんであんなに魅力的なんだ……」と
涙で枕を濡らし、夜しか眠れない日もありました。

でもキャラ作成を繰り返す内に、誰でもできる
一つの「ウケる」ポイントが見えたので、今回ご紹介します。

この記事を読み終わる頃、あなたの作るキャラは

「セッションでウケまくって、参加者や視聴者から称賛どころか
 ファンアートやらSSなどを作られまくったり、リスペクトされまくる」

魅力MAXなキャラクターになるでしょう。

細かいテクニックは色々ありますが、結論から言います。
「既存の王道キャラをパクりましょう」

 

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1.簡単にできるキャラ作成のコツ

TRPGのキャラクターは大きく分けると、次の4つから構成されています。
漠然とではなく、イメージを抽象化することがコツです。

どこから決めても構いませんが、オススメ順に紹介します。
迷ったら、能力からキャラ作成するのがオススメです。

・能力
・外見
・設定
・名前

 

・能力から決めていくパターン

能力値や職業など、セッションに関わるゲームデータから作り上げる手法。オススメ。
PTで戦士役やりたい、姫騎士やりたい!または回復役やってほしいなどの需要面
あるいは「特定の種族のみが使える」「組み合わせると強い」装備や能力などといった、
ゲーム的側面の「やってみたい」から逆算して作るパターン。

やることがブレにくいので、キャラメイクで迷った場合、
まず能力から決めるといいでしょう。

 

・外見から決めていくパターン

先に見た目や画像から決めキャラを作り上げる手法。
身長や体重、髪型などから先に作る。
またはオンラインセッションなどで、似せたい画像からイメージを膨らませるパターン。

正直なところ大まかなルックス以外、例えば誕生日とかほぼ必要なかったりします。
とはいえ、あなたの想像力が許す限りこだわってもいいのだ!

 

・設定から決めていくパターン

性格や、キャラクターの過去などの背景設定から作り上げる手法。
例えば「困っている人を見かけたら助けずにはいられない!」とか
「口は悪いが根は優しい」など、
こんなキャラクターが作りたい!と、決まってるならアリでしょう!

ただ、イメージがない、または曖昧な場合は
すなおに能力面から作ることをオススメします。

キャラの性格はセッション中のロールプレイに影響するので、
出来るだけしっかり設定しておきましょう。

 

・名前から決めていくパターン

好きな単語や、使いたいワードから先に名前を決めキャラを作り上げる手法。
ゼロからだと想像力が必要なので、個人的にはあまりオススメはしませんが、
ゲームなどのキャラ再現、参考にするキャラなど、
おおよそのイメージが浮かんでいるならアリかも。

名前は重要な要素ですが、実はキャラ作成時においては
最後につけるくらいでも遅くはありません。
何ならダイスを振って決めちゃうこともあったり、なかったり……

こんな風に作ります。慣れたらルルブを読みながら
あっ、このコンボ試してみたいな」 とか
あっ、この作品のキャラいいな……真似しよう」 とか
小林製薬のように気づき、キャラ制作できるようになるでしょう!

とはいえ、設定や能力など色々思いつかない場合もあるかもしれません。
その場合はダイスで解決してしまうのも、一つの手でしょう。
大体のルルブには、ダイスを振ってランダムに決める命名表や、設定表などがあります。
案外運命の組み合わせが引けたりすることがある……かも?

 

2.TRPGはコミュニケーションなので『正解』は無い

そして大変残念なお知らせですが……実はあなたが、がんばって作ったキャラが
100%ウケるという保証はどこにもありません

なぜなら、TRPGはコンピューターゲームと違い、
人と人が関わる、コミュニケーションゲームだからです。

十人十色という言葉があるように、それぞれの好みもまた、別かもしれません。

例えるなら……世間一般では「虫」という存在は嫌われがちですが、
世の中には熱狂的なファンがいるのも事実です。

「それじゃ無理ゲーじゃん!」
「この記事は嘘つきなんだ!」
「お前の鼻伸びろ!」

と、思ったそこのあなた。
大丈夫ですよ。実は裏技があるんです。鼻は伸びます

最強のコミュニケーション術を使えば、
あなたのキャラはモテまくり勝ちまくりです。

確実な『正解』ではないかもしれませんが、『間違い』でもありません。

キャラクターを『王道』、つまりベタなキャラにしてしまえばいいのです。

 

3.王道がなぜウケるか知っていますか?

王道とは現在では複数の意味を含みますが、創作に置いては以下の意味で使われます。

・楽なやり方、最も適したやり方。
・定番、ベタ、お約束、正統派。

王道キャラというのは、創作においてよくいるタイプのキャラクターのことです。
熱血漢で、困っている人を見たら助ける勇者だとか、
クールでニヒルな魔法使いだとか、豪快な力持ちだとか、
誰もが「あるある」と言えるような定番のキャラクターです。

そして王道キャラはこのような特徴があります。

1.自他共に理解しやすい
2.短いセッション中にもキャラクターを表現しやすい
3.期待を裏切らないからわかりやすい
4.ロールプレイしやすい

1.コミュニケーションは、お互いに理解し合うことが一番の近道です。
つまり、王道キャラというのは誰もが心に抱いている「共通認識」の力を使えるのです。ベタだからこそ、王道キャラはあなたのロールプレイの助けになります。
悩んだ時、困った時。王道キャラはあなたの進むべき道を指し示してくれるでしょう。

2.セッションの時間は有限です。
あなたのキャラが表現できる内容は実は限られています。
その点に置いても、王道キャラは「あるある」で埋めれるので
王道キャラの「共通認識」は便利です。

3.さらに王道はコミュニケーションにおいて、
他人を喜ばせる一番楽な方法でもあります。なぜなら「期待を裏切らない」から。
人間の心は心理的に、読みや推理が当たった時に喜びを感じるようできています。
王道主人公は、ヒロインが悪漢に襲われる前に、「待て!」と
お決まりのセリフを言いながら登場するから、期待を裏切らないしかっこいいのです。

4.それと王道キャラはGMにも好かれます。
上記のように、思った通りの動きをしてくれるからです。

これらの「共通認識」の力を使えば、あなたのキャラはウケること間違いなしです!

 

4.誰でもできる王道キャラのパクり方

とはいえどうやって王道をパクるの?
そもそもパクるということに抵抗があるよ……

実はいい方法があります。「サンプルキャラ」をベースにしてしまえばいいのです。

TRPGのルールブックには、すぐ遊べるように
予めデータが用意されたプレイヤーキャラクター、サンプルキャラがいます。

サンプル、というだけあって能力や設定も、
王道でわかりやすいキャラクターとして作られている事が多いので、
王道キャラ入門としても実はオススメなんです。

ルールブックに書かれてない部分をあなたが埋めれば、はい!完成!
あなたの思い描く「王道」で行きましょう!
思いつかなければ、有名な作品の登場人物の、「かっこいい」や「かわいい」などの
魅力的な部分を引用しましょう!

慣れてきたら、ちょっとずつデータを入れ替えてしまえば
それだけであなたのオリジナルキャラになります。
ベタすぎると思うのであれば、性格など王道から外していってもかまいません。

サンプルキャラとはそういう用途で作られていますし、
創作とは「既存の組み合わせ」によって作られます。

例えそれが真新しい組み合わせではないにしても、
TRPGはコミュニケーションゲームです。
コミュニケーションとは「誰が」「どのように」発信するかが重要です。
例えありきたりのベタな設定のキャラクターでも、あなたが楽しくロールプレイすれば
周りの仲間は喜び、セッションは盛り上がるでしょう!

創作の全ては既存の組み合わせ、つまり模倣から始まります
パクる、参考にする、模倣するという行為を、恥じることも恐れることもありません。

思う存分、王道たるサンプルキャラをパクリましょう!

 

5.最後に、悪意のあるパクり方は厳禁です

以上がウケる王道キャラのパクリ方ですが、いくつか注意点があります。

・なにかを丸パクリする場合、あくまで個人間で楽しむ程度に留めましょう。
・丸パクリした場合、「自分のオリジナル」と大々的にPRしないようにしましょう。

この辺はモラルの問題になります。
当然ですが「自分がされたら嫌なこと」はやめましょう。

例えるなら「アニメのキャラ再現キャラ」を作って遊ぶだけはセーフですが、
それをオリジナルキャラと言い張り、ネット上に公開する」のはアウトです。

後ろめたい感情で行う創作やTRPGは、巡り巡ってあなた自身に返ってきます。

引用するにしても、模倣するにしても、
引用元には敬意を払いましょう。

そうすれば、あなたのキャラはモテまくり勝ちまくりです。

 

6.補足:ネタの増やし方

おまけとして、僕がやっているキャラネタの増やし方を2点、紹介します。

・作品を制作側の視点で見ること。
実際にキャラを作って動かしてみること。

結局創作とは自分の想像を越えることができません。
であれば引き出しを増やせば増やすほど、バリエーションが増えます。

作品をただ楽しむ、だけではなく、
「この時、この人物はどのような心境なのだろう」
こういった視点で見れば、どんな作品も教科書に早変わりです。

そして、増えた知識は使えなければ意味がありません。
例えるなら「筋トレの方法を知っていても」
「実際に筋トレしなければマッチョになれない」ですよね?

脳みそも一緒です。方法を調べて、やってみる。
「かっこいいセリフやロールプレイを知っていても」、
「実際それができるか、そもそもしっくりくるかはわかりません」。
やってみて、初めてわかる事も多いです。

入力と出力はセットです。
ウケるキャラクターを作り、ロールプレイするためにも
この記事を読んだ今から、創作筋を鍛えましょう!

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