TRPGとは何をする遊び？初心者向けにやさしく解説

TRPG（テーブルトークRPG）という言葉を聞いたことはあるけれど、
「何をするゲームなのかよく分からない」
「専門用語が多くて難しそう」
「界隈が怖いって話を見たことがある」

そんな理由で、気になりつつも距離を置いている人は多いと思います。
どうも。TRPGを長く遊んできた平方野雪と申します。

結論から言えば、TRPGは怖いとかヤバい遊びではありません。
演技力も、豊富な知識も必要ありません。
TRPGとは、人と会話しながら物語を作っていくゲームです。

このページでは、TRPG未経験者の方に向けて
「TRPGとは何か」「なぜ怖くないのか」だけを、
できるだけシンプルに説明します。

目次（タップでGO）

1.TRPGはどんなゲーム？

TRPGとは、複数人で会話をしながら物語を進めていくゲームです。
ゲームの進行役（GM）と、物語の主人公を担当するプレイヤー（PL）に分かれ、
想像上の世界で起こる出来事を、言葉でやり取りしながら遊びます。

コンピューターゲームのように
「できることが全部決まっている」わけではなく、
自分のキャラクターなら何をするかを考え、提案できるのが特徴です。

よく言われる表現ですが、TRPGは
「ルールが決まっている即興劇」や
「大人も本気でやるおままごと」に近い遊びです。

とはいえ、ここで言う「おままごと」は、
何をしても許されるという意味ではありません。
TRPGは、参加者同士のコミュニケーションと合意の上で成り立つ遊びです。

つまり、誰か一人が一方的に場を支配するようなゲームではありません。
初心者でも安心して参加できるよう、ルールと役割が用意されています。

TRPGに対して
「演技が上手くないとダメそう」
「失敗したら迷惑をかけそう」

と、そう感じている人は少なくありません。

ですが実際には、上手な演技ロールプレイは必要ありません。
キャラクターの行動を淡々と説明するだけでも、TRPGは成立します。

また、TRPGは失敗を含めて楽しむゲームです。
うまくいかなかった結果が、物語を面白くすることも多く、
最初から完璧に理解している人はいません。

「分からないからやらない」のではなく、
「分からないまま始めていい」遊びだと考えてください。

TRPGの楽しさは、人によって少しずつ違います。

・物語を作るのが楽しい
・他人の発想に驚かされるのが面白い
・キャラクターを作り、なりきるのが好き
・仲間との雑談や掛け合いが楽しい

これらが複合的に重なり、
「その場の、その人達にしか存在しない物語」が生まれるのがTRPGです。

なので同じルール、同じシナリオでも、
遊ぶ人が違えば同じ展開になることはほとんどありません。

とはいえ、一言にTRPGと言ってもさまざまな種類やルールブックがあり、
遊び方や雰囲気、世界観も大きく異なります。

このブログでは、初心者向けに

・TRPGの遊び方と基本ルール
・初心者におすすめのTRPGの種類
・TRPGの始め方（オンライン含む）

を個別に解説しています。
興味を持ったところから、少しずつ覗いてみてください。

記事は今準備中です、少々お待ち下さい♥