【TRPG紹介】シノビガミってどんなルール?システムレビュー

TRPG紹介
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シノビガミってどんなルールなんですか?
どんな風に遊ぶんですか?超光速で教えて下さい!

 

もしあなたがニンジャであれば、説明に5分も必要ありません。
なぜならニンジャは光速で動けるからです。

この記事では、TRPGでニンジャモノがやりたい!とあれば
いの一番に候補にあがるであろう「忍術バトルRPG シノビガミ」を
細かい専門用語などハブいて5分で説明します!

人外が好きすぎて、よく隠忍の血統でキャラメイクしてしまう
平方野雪が異形化しながらお送りします。

読み終わる頃にはシノビガミがなんとなくわかり、
あなたも音速くらいで動けるようになるはずです。

結論から言うとシノビガミは、光速で動ける超人ニンジャPCとなり
己の使命を果たすために、現代世界で暗躍するアクションTRPGです。

この世界は、裏でニンジャに支配されています。
ニンジャは一言で言うと超人です。基本スペックとしてどのニンジャも光速で動けます
スリケンを投擲したり壁を走ったりなど、日常茶飯事チャメシ・インシデントです。
ファイアボールを放ったり、フルプレートアーマーで武装しているのもニンジャです。
そんな超人が世の中にたくさん潜んでいます。ニンジャなので。

何でもニンジャなんだよ!

 

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1.シノビガミはサイコロ・フィクション!使うのは6面ダイスのみ

シノビガミは、多くのTRPGを制作している冒険企画局
サイコロ・フィクションシリーズのTRPGで、
全ての判定はサイコロ……6面ダイスを使用します。

かつゲーム進行は全てシーン制で、各プレイヤー毎にシーンを順に行っていきます。

自分の順番

情報収集や戦闘など行動を選択

判定+ロールプレイ

次のプレイヤー

まるでボードゲームみたいに進行していきます!

さらにシノビガミでは、ハンドアウトと呼ばれる「PC毎に与えられる目標」が
セッション開始時に与えられるので、
何をしたらいいかわからない」といった事が起こりにくいのです!

 

2.世界を裏で動かす六大勢力のニンジャとなれ

ニンジャは大きく6つの勢力に分かれていて、
PCはそのどれかに所属するニンジャとなります。
所属する勢力によって使える忍法が違い、忍法によって能力や技に差が出ます。

忍法は攻撃サポート装備の3つに分かれていて
初期作成のニンジャは「接近戦攻撃」以外に合計4つの忍法しか取得出来ません。

一方忍法の数はというと、誰でも習得できる汎用忍法の数が大体96
更に自身の所属する勢力の流派忍法がざっくり24、それが6種類もある!

その膨大な忍法の中から4つを選ぶのですが、
色々な攻撃手段を用意するのもよし、情報収集に長けてもよし、装備で強化してもよし
つまり組み合わせが、ニンジャの数だけ存在するってことですね!

忍法だけでも強力なPCニンジャですが、
さらに強力な「奥義」が使えるのです。

3.強力無比な自分だけの切り札、奥義

奥義とは、自分だけが知ってる必殺技で、宣言するだけ判定無しで発動します。

奥義の効果は全部で7種類あって、例えば4点の強力なダメージを与えたり
射程内の好きな数の目標に2点ダメージ与えたり
(このゲームは通常攻撃で基本1点ダメージです)

攻撃以外にも、自身の判定をなんでも成功させたり、
受けたダメージを4点まで無効化したりなど様々です。

そして奥義は自分のオリジナルの名前がつけられます!
忍法矢車草、奥義影一文字などかっこいい名前をつけてみましょう!
(↑はライブアライブのニンジャ、おぼろ丸の技名です)

そんな強力でかっこいい奥義ですが対抗策もあります。
一度でも対象ニンジャの奥義を見た場合、次からは奥義破り判定を行うことが出来、
判定に成功すれば、奥義を無効化することが出来るのです!

ニンジャに同じ技は2度通用しない!多分
当然、自分の奥義も破られる可能性があるので、ここぞという時に使いましょう!

奥義について、まとめると以下の通りです。

・判定やコスト無しで発動できる
・初回は防がれない
・キャラ作成時に7種類の効果から選ぶ
・奥義の情報を知っていれば、奥義破り判定ができる
・破られた場合、無効化される

 

4.使命と秘密が織りなすドラマチックなセッション

セッション開始時に、PCにはそれぞれ別々の使命と秘密が配られ、
PC達は秘密を達成するために行動します。

・他の参加者誰もが知っている公開データの「使命
・自分(とGM)しか知らない非公開データの「秘密

例えば、表向きには「学園の調査」という使命になっているが、
実際は「盗まれた神器を奪還する」秘密である!など
本当の目的が設定されている事が多いです。

プレイヤー同士でも、最初は互いの秘密を知りません。
そして秘密は自分からバラすことは出来ません。
ですが他人の秘密は各自分のシーンで調べることができます!

なので「アイツはもしかしたら敵なのか……?」
一見悪いやつには見えないNPCが実は、といった展開があるかもしれませんね!

もちろん、PCだけでなくNPCにも使命と秘密が設定されています。
この各々に与えられた使命と秘密の存在が、セッションを盛り上げてくれるのです!

 

5.プレイヤー同士でも戦える!?ニンジャの戦闘は光速の駆け引き

ニンジャは光速で動けます。例え教室で授業中でも他の生徒にバレずに戦闘が可能です。

戦闘となった場合は、「手の中」に1から6の好きな面を上にしたダイスを1個隠し
そして戦闘の参加者全員が同時に見せ合います!

戦場マップ1から6の数字に分けられていて、選んだ数字のエリアにPCが配置されます。
数字の差は互いの距離を表しており、例えば2と3では差が1。
なので間合いが1以上の忍法でないと攻撃が出来ません。

そして、配置した数字が大きい順から行動します!
5,6であれば6から先に行動!そしてコスト6までの忍法が使えます!
大技を使う際は、大きい数字に配置しなければならないということです!

先に行動できるし、使えるコストも多いしで6は利点しかなさそうですが、
実はファンブルの値も6になります。その場合2D6の判定で6以下を出してしまうと
ファンブルとなり、そのラウンド中の以降の判定は、全て失敗となってしまいます。

つまり、回避や反撃等ができなくなる。ということです。
ハイリスク・ハイリターンですね!

簡単にまとめると以下の通りです
プレイヤー同士の対決も出来る熱いシステムとなっています!

・参加者は配置するエリアを同時に公開する(相談も禁止)
・配置したエリアの数値が行動順、使用可能コスト、ファンブル値となる
・同値で複数のキャラがいる場合、同時に行動した扱いになる
・一度ファンブルしてしまうと、以下の行動順での行動は自動失敗となる

 

6.最後に

繰り返しになりますが、シノビガミは、光速で動ける超人ニンジャPCとなり
己の使命を果たすために、現代世界で暗躍するアクションTRPGです。

サイコロ・フィクションによる洗練されたゲーム進行
・光速で動けるニンジャの超人アクションロールプレイ
オリジナルの名前がつけられる奥義
・ドラマチックな使命と内緒の秘密
PvPも可能な戦闘システム

とても強い設定のPCによる、爽快なアクション
現代に生きるニンジャによる、潜入モノがしたいあなたへオススメです!

 

今宵もまた、偽れぬもののために、影と影がぶつかりあう。

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