Welcome to the HeihoWorld 平方野雪です。
この記事は、デッキ構築ローグライトやカードゲームを
色々触ってきた筆者が、
【Inscryption】を実際にプレイした上で
『感情任せでない採点基準』に基づいてレビューした記事になります。
デッキ構築カードバトルを軸にしつつ、部屋の探索や謎解き、
心理ホラー演出まで混ざった、不気味なデッキ構築型カードゲームです。
しかし、単なるカードゲームではない……!
本作はネタバレの破壊力が非常に高いタイプなので、
ストーリーの核心には踏み込みません。
ゲームの魅力と、どこが刺さる/合わないのかを、評価として整理していきます♥

タイトル画面。なぜかいきなりコンテニューから始まる
1.ゲーム概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Inscryption |
| 開発/発売 | Daniel Mullins Games/Devolver Digital |
| 発売日 | 2021年10月19日 |
| ジャンル | デッキ構築ローグライト/カードゲーム+謎解き+心理ホラー |
| 対応機種 | PC(Steam)、PS4/PS5、Xbox One/Series X|S、Nintendo Switch |
| プレイ時間目安 | 本編クリア10〜20時間前後+やり込み要素で長時間 |

バトルUI。シンプルながら各要素によって奥が深いバトルが楽しめる。
Inscryptionは、不気味な小屋の中で「謎のおっさん」とカードバトルをしながら、
マップを進めてデッキを育てていくデッキ構築型ローグライトです。
さながらTRPGのように、進行していきます。
ただし、それだけでは終わらず、
小屋の中を歩いて仕掛けを調べたり謎解きをする場面があり、
その結果がバトルや、進行に影響することもあります。
そして何より、このゲームは空気がずっと不穏。
「勝ちたい」「先が気になる」「でも怖い」が同時に進む、
メタホラー要素も含めた独特の中毒性があります。
2.Inscryptionの良点5選

カード合成マス。能力を足してぶっ壊れカードを作ろう
ローグライトなカードの強化要素もあって、ドラマが生まれやすい
ルートやカード選びも含めた、戦略がカギとなる
「部屋を調べる」事で打開策が生まれることも
一部英語音声があるが、字幕も完備。安心してのめりこめる
本編クリア後も「カードゲーム特化」モードが用意されている
3.Inscryptionの賛否両論点5選

理不尽要素。知らないよ!そんなルールぅ!
死んで覚えるし、死んで進む。死ぬのは当たり前です
正直、興味があるならすぐにでも遊んで欲しい
道中で物語を挟むので、カードゲーム的にはテンポを削がれるかも?
ARG(alternate reality game)要素が好みを選ぶ。個人的にはマイナス
とはいえ、意図的に悪手を繰り返さない限り大丈夫なのだが
4.採点表

アイテムとルールブック。知らない能力もゲーム中にすぐ読める
| 評価項目 | 内容 | 配点 | 得点 |
|---|---|---|---|
| シナリオ・世界観 | ネタバレ厳禁の構造そのものが強い | 20点 | 17点 |
| ゲーム性・操作感 | カード+探索が噛み合う | 20点 | 17点 |
| グラフィック | 画質は荒いがそれがまた雰囲気に合う | 15点 | 15点 |
| 音楽・演出 | メインテーマがあったら良かったなぁ | 10点 | 9点 |
| ボリューム | 本編+やり込みで超ボリューム | 15点 | 15点 |
| コスパ・満足度 | このお値段でかなり遊べる | 10点 | 9点 |
| 万人向け度 | 個人的には好きだが、かなり人を選ぶ | 10点 | 6点 |
| 合計 | 100点 | 88点 |
5.各採点項目の解説
シナリオ・世界観(17/20点)
一言でいうと「Inscryption」という作品をしっかりと表現出来てる。
ただし、物語の全貌はゲーム内だけでは明らかにならず
かつ結末が「それ」なので減点。それ以外はよく出来てる
ゲーム性・操作感(17/20点)
カードバトル部分がしっかり戦略的で、天秤の5点差ルールが良いスパイス。
ただし、大きなサプライズが複数回ある。あと強カードがある程度決まってる
そこまで特殊なコンボはない
グラフィック(15/15点)
リアル系ではないものの、不気味さとカードゲームの手触りを
両立したビジュアル。「綺麗だから良い」ではなく、
気持ち悪さを狙って出している方向性が刺さる。
音楽・演出(9/10点)
音楽は主に、環境音や間で不穏さを作る設計。メインテーマが欲しかった
効果音が小気味良く、演出の使いどころも良いが、
一部でとんでもない爆音になるためヘッドホンプレイヤーは注意。
ボリューム(15/15点)
値段帯からは想像もつかないほど長く続く。
カードゲーム自体はシンプル寄りだが、味変を挟むので飽きが来ない。
クリア後にも、遊び込みたい人向けのやり込みが用意されている。ヨシ!
コスパ・満足度(9/10点)
好みに合う人にとっては価格以上の体験になりやすい。
チープさもない。超美麗なグラフィックやド派手なエフェクトを求めて無ければ
オススメ。
万人向け度(6/10点)
「カードゲーム好き」「ローグライト好き」「不穏な謎が好き」
この3つが揃う人には強くおすすめ。オレは好き
だけど、ネタバレ=サプライズ要素は万人受けしないので減点
6.総評
総合評価:88点/100点
Inscryptionは、デッキ構築ローグライトとして手触りが良いだけでなく、
探索・謎解き・不穏演出を混ぜることで、
「カードゲームの外側まで含めた体験」に仕上げた異色作です。
カードゲームは初期だと理不尽やワカラン殺しでやられることもあるが
お出しされる追加ルールの数々、死に覚えによるプレイングの強化で
徐々に勝てるようになるのが熱い。
一方で、ハッキリといっておきますがメタフィクション要素や
サプライズへの適性は必要で、万人向けとは言いません。
他のレビューでも見受けられますが、合わない人には本当に合わない。
それでも、刺さった時の中毒性は強烈であり、
かつ「仮に合わなかったとしても、それすらも体験の一つ」ではないかと
思わせるような、作りも魅力の一つです。
「カードゲームでこんな体験ができるのか」という
いい意味でも、悪い意味でも裏切ってくる本作は、
忘れられない体験になるでしょう。

どこかで見たようなUI。ドロー!モンスターカード!
7.実況動画
以上が、実際に遊んだ上での評価です。
「この評価はどんなプレイから来ているのか?」といった
実際のプレイの雰囲気を確認したい方は、補足として
実況動画も参考になると思います。
この動画の続きや、シリーズ全体の一覧は、こちら↓

8.関連リンク
ここから先は、興味を持った方向けの補足情報です。
知りたい内容に合わせて選んでください。
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詳しく紹介

9.Inscryptionを購入・プレイしたい方へ
今回レビューした『Inscryption』はSteamにて配信中です。
以下のリンクから、最新情報を確認できます。

