翼を授ける元祖エナドリ 平方野雪です。
皆さんは「エナジードリンク」のキャッチフレーズと聞いて何を思い浮かべますか?
ファイト一発とか、元気ハツラツとか色々あるでしょうが、
まぁぶっちゃけそれらはエナドリではありません。
というか、ほとんどの方がエナドリのキャッチフレーズなど
聞いたことがないでしょう。
「翼を授ける」。元祖エナジードリンク、レッドブルを除いては。
そんなレッドブルは通称ブルだとか、RBとか言われてるらしいですね。
RBだとレッドリボン軍が想起されますが……
とまぁ、今回は売ってない店を探すほうが難しいレベルの鉄板エナドリ、
レッドブルを独断と偏見でレビューします。
甘さが苦手だけど、エナドリ飲んで作業したい人に是非オススメです。

1.レッドブル 基本成分
基本ステータス
『羽ばたき続けるロングロングセラー』
・発売日:1987年(日本展開は2006年)
・メーカー:Red Bull GmbH(日本ではレッドブル・ジャパン株式会社)
・内容量:250ml
・カフェイン:約80mg
・糖分:砂糖類 約11g
・特徴的成分:アルギニン/ビタミンB群
・入手性:全国のコンビニ・スーパー・自販機で高確率で入手可。超Easy!
他飲料と同量比較
100ml比較
| 飲料(100ml換算) | カフェイン量 | 糖分量(目安) |
|---|---|---|
| レッドブル | 約32mg | 約11g(10.7) |
| コーヒー(ドリップ) | 約60mg | ほぼ0g(無糖) |
| コーラ | 約10mg | 約11g |
250ml比較
| 飲料(250ml換算) | カフェイン量 | 糖分量(目安) |
|---|---|---|
| モンスターエナジー | 約80mg | 約27g(26.75) |
| コーヒー(ドリップ) | 約150mg | ほぼ0g(無糖) |
| コーラ | 約25mg | 約27g |
つまりレッドブルは「カフェインはコーヒー以下」で、
「糖分はコーラとほぼ同じ」と、よくあるエナドリ成分です。
2.レッドブル 味や飲み口

味:甘さ控えめの元祖エナドリ味。特有の酸味とケミカル感有り。
炭酸:気持ち泡小さめ。心地よい微炭酸。
後味:やや苦みが残るキレ良し。
エナドリはレッドブル風味、モンエナ風味、その他でざっくりと分けられるが
レッドブルは元祖エナドリの味。個人的には苦みが微かに残る。くどくない。
色は濃い目のオレンジ色。
レッドブルがやや苦みが強く甘さ控えめなのに対し、
モンエナは甘さが強めで、炭酸ジュース感が強め。
モンエナはもちろん、コーラより甘さを感じないが
それでも糖分はコーラと同等なので、恐らく成分の問題なのかも。
実はオレ、カフェイン効かないんです
カフェインには、眠気覚ましや疲労感軽減と様々な効果があると言われていますが
オレはカフェイン耐性が高いのか、この手のカフェインは実は全然わからない。
もしかしたら効いてるのかもしれないが、自覚できてないだけかも。
なので、エナドリの謳い文句特有の過剰な覚醒感!
キャッチコピー通りの翼を授かった!みたいなのは全然ない。翼をください
とまぁ口だけ体感ではなく、レッドブルに含まれる成分が
どんな効果か軽く調べてみました。
先に言っておきますが、皆さんが期待しているようなヤバい成分は含まれてません。
言ってしまえば、コーヒーのカフェインとコーラの糖分を併せ持っただけの
ちょっとお高めな、おいしいジュースなのですから。
| 成分 | 一般的な役割 | オレの感じ方 |
|---|---|---|
| アルギニン | 血流促進・集中補助 | レッドブルの主軸。キレの良さ |
| カフェイン | 覚醒・集中 | 量はコーヒーなどに比べ控えめ |
| ビタミンB群 | エネルギー代謝補助 | 派手さはないが失速しにくい |
| パンテトン酸 | エネルギー代謝の中枢 | ゆっくり効くらしい |
※効能、感じ方には個人差があります。
3.レッドブル 缶の外観
エナドリはもう一つの側面がありまして、
それはエネルギッシュで、スタイリッシュなデザインが多いということ。
缶デザインはアルミの色を活かした銀×ブルー。
機械工芸のようなシンプルさと、向かい合う赤い雄牛。
なによりも金属の輝きが美しく、どことなくスポーティな雰囲気すら漂わせる。
スイス製だからかは知らないが、一般のジュース缶に比べ薄型なのも特徴。
まぁ、そのせいで店に並んでるレッドブルは、大体軽く凹んでたりするが……
表面塗装は他のフレーバーでは、マットな質感になることも多いが
これは一般的なツルキラ塗装。
そして、見逃せないのがトップのプルタブ。
レッドブルはタブが完全オリジナルデザインとなっていて、
なんとロゴでもある雄牛が切り抜きされている。
色は一部を除いてほぼ全てアルミ色で統一されているが、
非常に洗練されている。
ちなみに、レッドブルのプルタブは異常に頑丈で
外そうとするとめっちゃねじねじする必要があります……え?
こういったプルタブとか集めない?そう……
こういった部分の意匠に気づけると、
エナジードリンクという特別感をより一層味わえる。
謎ポエム
エナドリではよくある側面のポエムキャッチコピーもレッドブルにはありますが
残念ながら(?)レッドブルの場合は共通かつ、普通にキャッチコピーでした。
アクティブな学生、ロングドライブをする方など、
世界中で評価をいただいています。
うーん、クール……
レッドブル容量違い
250ml缶以外にも355ml、473mlの缶と
330mlのボトル缶など様々な容量違いの缶が販売されている。
おおよそのデザインと成分は一緒。
4.レッドブル 総評
あくまでも個人の感想・好みです!数あるエナジードリンクの中で、
「基準点」として語られる理由を踏まえた上での評価です。
| 評価項目 | 内容 | 得点 |
|---|---|---|
| 味 | エナドリと言えばこの味。安心感はある | 7点 |
| デザイン | かなり良い。プルタブのロゴ切り抜きはいい | 8点 |
| コスパ | エナドリとしてみると一般的だがライバルが多い | 6点 |
| 効能感 | 正直多ければいいってもんでもないが…… | 7点 |
| 個性度 | 元祖エナドリ。全てはここから | 8点 |
| 総合評価 | 7.2点 |
レッドブルは「元祖エナドリ」です。これは紛れもない事実
昨今様々なエナドリが出てますが、大体がレッドブルやモンエナみたいと言えば
味の説明が付きます。
ただ、レッドブルは他のエナドリ同様一般のジュースに比べると安いものではなく
かつ、広い目線で見るとスタンダードな量ではあるのですが、
一般の売り場で見かけるライバルのモンスターエナジーや
日本産のZONEエナジーなどと比較するとなると
どうしても飲料としての量が劣るのも事実です。
もちろん、成分や量は多ければいいってものでもないのですが
個人的には長い間飲んでいたいので、この評価になるかな。
とはいえ、逆にこの量はサクッと飲めてスイッチを入れる感じで飲める。
ちびちび飲んでられないスポーツ前や、手が離せない作業の前などに
クイックに飲める。つまり、モンエナとは役割が違うのです。
エナドリの始祖、そして約40年も続いてるレッドブルは
紛れもない本物です。もちろん変な成分も入っていません。
あなたも是非、スイッチを切り替えたい時に飲んでみては如何でしょうか。
※カフェインや糖分の耐性には個人差があります。
飲みすぎには注意しつつ、自分の体調に合ったペースで楽しみましょう。

微炭酸で飲みやすい!シーズン限定フレーバーもオススメ♥


