量の多いレッドブル 平方野雪です。
皆さんは「ゼロシュガーのエナドリ」だと何が好きですか？
レッドブル・シュガーフリー、モンエナのゼロシュガーなウルトラ系、
やはりメジャーなシリーズには、カロリーオフがつきものです。
そして、もちろんZONe系にもゼロシュガーにも存在しています。
HYPER ZONe ENERGY ZERO（ハイパーゾーンエナジー ゼロ）。
名前は超長いですが、要はハイパーゾーンのゼロシュガー版です。
こちらZONeは頻繁にリニューアルされる
今回はこのハイパーゾーン ゼロを、独断と偏見でレビューしていきます。
甘さ・香り・後味はどうなるのか。
「ゼロの宿命（人工甘味料感）」を乗り越えられるのか。
先に言っておきます。私はゼロシュガー系の人工甘味料が苦手です。
1.ハイパーゾーンエナジー ゼロ（2025年版） 基本成分
基本ステータス
『大容量の甘さ控えめレッドブル』
・発売日：2025年5月（リニューアル）
・メーカー：サントリー食品インターナショナル
・内容量：400ml
・カフェイン：約150mg（100mlあたり約37.5mg）
・糖分：0g（ゼロシュガー）
・特徴的成分：アルギニン／高麗人参エキス／ビタミンB群
・入手性：コンビニ・スーパーなどで比較的入手しやすい
他飲料と同量比較
100ml比較
| 飲料（100ml換算） | カフェイン量 | 糖分量（目安） |
|---|---|---|
| ハイパーゾーンエナジー ゼロ | 約37.5mg | 0g |
| コーヒー（ドリップ） | 約60mg | ほぼ0g |
| コーラ | 約10mg | 約11g |
400ml比較
| 飲料（400ml換算） | カフェイン量 | 糖分量（目安） |
|---|---|---|
| ハイパーゾーンエナジー ゼロ | 約150mg | 0g |
| コーヒー（ドリップ） | 約160〜240mg | ほぼ0g |
| コーラ | 約40mg | 約44g |
つまりハイパーゾーンエナジー ゼロは、「カフェインはほぼコーヒー並」で、
「糖分はゼロ」という、ゼロシュガー系のエナドリ成分です。
2.ハイパーゾーンエナジー ゼロ（2025年版） 味や飲み口
味：甘さ超控えめ。通常版のハイパーゾーンとは大きく違う
炭酸：かなり強め。見た目からは想像もつかないほどシュワッとくる
後味：無いわけではないが、人工甘味料感は弱めでスキッとしてる
かなり炭酸キツめで、甘さはかなり控えめ。
そして香りも抑えめというくどさを抑えた味。
かつてのハイパーゾーンがモンエナ風味であったならば、
ゼロ版は、苦さ控えめのレッドブルに近い味に感じる。
個人的に苦手な人工甘味料の後味も、無いわけではないが、
あまり感じさせない。というか甘み自体がそこまでない。
だが、違和感としては…これがハイパーゾーン2025年版の
カロリーオフ版なのか？と言われるとイエスとは言えないところではある。
決してまずいとかではない。通常版とは明確に味が違うだけである。
色も通常版と比較するとかなり薄め。
実はオレ、カフェイン効かないんです（いつもの）
ハッキリ言って、オレ自身はカフェイン耐性が高めなので、
「覚醒！」「没入！」みたいな体感は正直よく分からない。
なのでカロリーがない分、逆に成分が気になる所。
というのも実は、ゼロ版は通常版と比較すると成分が増えているのだ。
それがタウリンと、ビタミンB1。なんか派手ではないがが効きそうですね。
まぁ、だからと言って成分表見てなにか分かるほど、
そして体感できるほど敏感な体ではないのだが。
| 成分 | 一般的な役割 | オレの感じ方 |
|---|---|---|
| アルギニン | 血流促進・持久力補助 | 800mg配合と表記されている。モンエナより多め |
| 高麗人参 | 疲労対策・集中維持 | これもモンエナと同じっぽいが量は不明 |
| ビタミンB郡 | エネルギー代謝補助 | なんか効いてそう。B1が増えてる |
| タウリン | 神経・筋肉の調整 | 実はゼロ版限定。量は不明 |
※効能、感じ方には個人差があります。
3.ハイパーゾーンエナジー ゼロ（2025年版） 缶の外観
ZONeの缶デザインは、500mlの方だと結構派手なのだが
2025年版のボトル缶ハイパーゾーン系統は結構地味。
ゼロ系の缶は、だいたい「軽さ」や「クリーンさ」を演出しがちで、
このハイパーゾーン ゼロも、白寄り+青色と通常版に比べると
爽やかな重さを感じないデザインとなっている。
ただベースはいいのだが、2025年版は「CAFFEINE（カフェイン）150mg」という
微妙にすごいのかすごくないのかよくわからない数値をトップ下にもってきてる。
これがハッキリ言ってダサい……が、地味に「+マルチビタミン」の表記が
増えている。
ボトル缶のキャップも、デザインが変わっており、
青と紫のグラデーションなキャップとなっている。
これも通常版と同じデザインなのが残念。
ゼロ版は本体カラーに紫が使われてないのだ。
モンエナや、レッドブルのようにゼロ版も個性出してほしかった……！
謎ポエム
ゼロ系も例によって、側面のポエムキャッチコピーは控えめどころか皆無。
超絶小さいが、通常版と同じ事が書かれてる……
まぁ、これはレッドブルもそうなのだが…
ZONe、そういうとこだぞ。マルチビタミン要素とかもっと触れろ！
パワーオンできるエナジードリンクです。
相変わらず文字がちっちゃい。
いや、ゼロこそ叫んでいいんだぞ。「糖ゼロだぞ！！」って。
4.ハイパーゾーンエナジー ゼロ（2025年版） 総評
あくまでも個人の感想・好みです！数あるエナジードリンクの中で、
「基準点」として語られる理由を踏まえた上での評価です。
| 評価項目 | 内容 | 得点 |
|---|---|---|
| 味 | 後味は悪くない | 7点 |
| デザイン | カフェインより他に表記するべきものがある | 5点 |
| コスパ | 量は多いし成分も悪くない | 8点 |
| 効能感 | 通常版より成分が多いから効きそう感 | 8点 |
| 個性度 | 味も見た目も没個性 | 5点 |
| 総合評価 | 6.8点 |
ハイパーゾーン ゼロ（2025年版）は、
味は良い。炭酸強めで香りも甘さもかなり控えめで飲みやすい。
ゼロシュガーだがそこまで残る人工甘味料感はなく、
個人的には悪くはないと思う。コスパも良い。
だがしかし、その味もハッキリ言って「レッドブル」風味と語れるほど
ハイバーゾーンゼロらしさ、キツく言うとゼロを選ぶ理由が
コスパ以外にあまりない。
おまけに缶のデザインもカフェイン150mgと、デカデカと表示されてる割には
通常版との差異であるゼロシュガーである点はまだ微妙に書かれてはいるが、
ビタミンなどの、折角のアピールポイントである成分の違いが
ほぼ間違い探しレベルでしか表記されてない。
エナドリらしい、アルギニン800mgというのもよく見たら書かれてるレベル。
次のバージョンでは一新されることを願っています。
エナドリ缶らしいデザインも、成分表記も、味も全て中途半端ではあるのだが、
ゼロシュガーという選択肢には入るのではないだろうか。
この値段帯のボトル缶というのも、利点になりうる。
※カフェインや糖分の耐性には個人差があります。
飲みすぎには注意しつつ、自分の体調に合ったペースで楽しみましょう。